フジバカマ　

3裂する葉

フジバカマ
藤袴　蘭草
（キク科）
Eupatorium fortunei
原産地：中国原産とされる。日本には関東以西に分布

平均的開花期： 8月下旬 - 10月上旬

植栽場所： (5) 民間薬原料植物区

全草　生薬名： ランソウ （蘭草）
民間療法として皮膚のかゆみに浴用剤として用いる。また軽度のむくみ解消に煎用
（薬用以外）芳香を利用して衣類の消臭、香り付けなど
【成分】　トリテルペン、フェニルプロパノイド配糖体、モノテルペン配糖体など

性質：多年草

準絶滅危惧(NT)
奈良時代のころ中国より渡来したとされ、川の土手などに生育しますが、個体数が減少し、2012年の環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧種とされています。
葉はしばしば3裂します。
葉が半乾きのとき、「桜もち」に似た芳香を放ちます。
秋の七草のひとつに数えられます。