ソクズ   クサニワトコ 

  白い花と黄色い腺体

ソクズ
蒴藋
(スイカズラ科)
Sambucus chinensis
原産地:本州~九州、中国、タイ

平均的開花期: 7月中旬 - 8月中旬

 植栽場所: (13) 林地

全草 生薬名: サクチョウ、サクダク (蒴藋)
民間療法でリウマチ・神経痛に浴用剤とする。また、むくみの解消、利尿等に煎用する。
【成分】 トリテルペン(ウルソール酸)、フラボノイド、硝酸カリウムなど

性質:多年草

やぶ、河原などに生育し、地下茎で増えてしばしば群生します。
夏、白く小さな花が密生します。花序の中には黄色い杯型の腺体といわれる器官があって、蜜を分泌します。


ニワトコと同属で、葉の様子などが似ています。
ニワトコが樹木であるのに対してソクズは草であることからクサニワトコの別名があります。

スイカズラ科の植物    Sambucus 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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