ハマビシ    

  果実

ハマビシ
浜菱
(ハマビシ科)
Tribulus terrestris
原産地:本州(千葉県・福井県以西)、四国、九州、南アジアはじめ世界の熱帯・暖帯

平均的開花期: 7月中旬 - 9月下旬

 植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区

果実 生薬名: シツリシ (蒺梨子)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:瘀血(おけつ)の改善、止痒、目の疲れの回復作用(当帰飲子)
【成分】 フェネチルアミン配糖体(テレストリアミド)、フラボノイド(ケンフェロールなど)

性質:一年草

絶滅危惧IB類(EN)
海岸に生育し、突起のついた果実がヒシ(ヒシ科)の果実に似ることからハマビシの名がつきました。
茎は地表を這うように伸び、よく分枝します。葉は偶数羽状複葉で対生します。
夏から秋に直径1cm程度の淡黄色の花を咲かせます。花弁は5枚です。


花が開いている時間は概ね朝から午前中までで、午後にはしぼみます。

薬用部分とする果実には、するどいトゲが生えますので、

ハマビシ科の植物    Tribulus 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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