ジギタリス   キツネノテブクロ 

*** 有毒 ***
  花(先祖返り現象)

ジギタリス

(ゴマノハグサ科)
Digitalis purpurea
原産地:ヨーロッパ

平均的開花期: 5月上旬 - 6月下旬

 植栽場所: (7) 製薬原料植物区

 生薬名: ジギタリス
ジギトキシン(強心利尿薬)等の製造原料とされるが、一般の使用は不可
【成分】 強心配糖体(ジギトキシン等)

性質:多年草

花の色が多彩で、園芸品種も数多くあります。
英名はフォックスグローブ、それを直訳したキツネノテブクロという別名もあります。


有毒部分:全草
有毒成分:強心配糖体(ジギトキシン等)
誤って食べると胃腸障害、嘔吐、下痢、不整脈などを起こし、生命に関わる場合もあります。
確実な管理のもとで成分を精製して製薬原料とされるものであり、一般のかたが手軽に使える薬草ではありません。ガーデニングでも人気の花ですが、有毒であることに留意し、間違って食べてしまうことのないように注意が必要です。

ゴマノハグサ科の植物    Digitalis 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
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