ゴボウ    

 

ゴボウ
牛蒡
(キク科)
Arctium lappa
原産地:ヨーロッパ~中国

平均的開花期: 6月下旬 - 7月下旬

 植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区

果実 生薬名: ゴボウシ (牛蒡子)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:感冒、咽頭炎の処方に配合(駆風解毒湯、柴胡清肝湯ほか)
【成分】 リグナン化合物(ネオアルクチンAなど)、ステロールなど

性質:多年草

野菜としてはおなじみのゴボウです。花が咲かないうちに根を収穫するので、畑ではあまり花を見ることはないでしょう。
花時の草丈は1.5m位になり、アザミのような頭花を付けます。


果実(いわゆるタネ)はゴボウシ(牛蒡子)と呼ばれ、解熱、去痰などの目的で柴胡清肝湯などの漢方処方に配剤されます。

キク科の植物    Arctium 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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