セイロンベンケイ
セイロン弁慶
(ベンケイソウ科)
Kalanchoe pinnata
原産地:南アフリカ
平均的開花期: 一年中または不定期
植栽場所: (1) 温室
性質:常緑多年草
世界中の熱帯、亜熱帯に広く帰化して、日本でも南西諸島、小笠原諸島に野生化しています。
葉は楕円形で多肉質、鋸歯があり、対生します。ふつう単葉ですが、生育が良いと3-5枚の奇数羽状複葉になることもあります。
高さ1-2mの円錐花序を出し、多数の花を咲かせます。個々の花は長さ3-4cmほどで、筒状の萼から4裂した花冠を下向きにのぞかせます。
葉を切り取って水挿ししておくと鋸歯のくぼみから不定芽を出し繁殖する性質があり、別名のハカラメ(葉から芽)の由来になっています。
トウロウソウ(灯籠草)の名は花の形によると思われます。